Alteryx固有のファイル拡張子まとめ
こんにちは、にいのです。
Alteryxの新バージョン、2018.4が発表されましたね。当ブログでもAlteryx 2018.4 新機能紹介シリーズでご紹介しています。
今回のアップデートではUIの変更があり、シンプルかつフラットな見た目に様変わりしました。ファイルアイコンにも変更がありましたので、独自のアイコンを持つAlteryx固有のファイル拡張子をまとめてご紹介します。
ワークフローファイル
.yxmd(ワークフロー)
Alteryx Designerで作成したワークフローのファイルです。インプット、アウトプット、ツールの設定が保存されており、何度も実行可能です。一番よく使うファイルです。
.yxwg(ワークフローグループ)
複数のワークフローを1つのファイルにまとめたものです。
作成方法はこちらのエントリで紹介しています:Alteryx2018.2新機能 : ワークフローグループ
.yxmc(マクロ)
別のワークフローにツールとして組み込こむことができるワークフローです。
作成方法はこちらのエントリで紹介しています:Alteryxで作成したワークフローをマクロにして活用する
.yxwz(Analytic App)
Alteryx Designerを開いて実行するのではなく、必要となるパラメータを指定して実行可能なワークフローです。
作成方法はこちらのエントリで紹介しています:AlteryxでAnalytic Appを作成する
.yxzp(パッケージワークフロー)
ワークフローファイル(.yxmd
、.yxmc
、.yxwz
)と関連する依存ファイルをまとめたファイルです。Input Toolに指定した入力ファイルなどといった依存ファイルを持つワークフローを別環境でも実行したい場合に使用します。
作成方法はこちらのエントリで紹介しています。:Alteryxのワークフローをyxzpファイルでパッケージングする
.yxi(パッケージツール)
ツールと関連ファイルが圧縮されたファイルです。Alteryx Galleryからツールをダウンロードした際によく見かけるファイル形式です。.yxiファイルをインストールすることでAlteryx Designerのツールパレットにツールが追加されます。
作成方法はこちらのエントリで紹介しています:Alteryxのyxiファイルを作る
データファイル
.yxdb(Alteryxデータベース)
データフィールド、値、空間オブジェクトのデータを保持するファイルです。特に空間オブジェクトなどのCSVファイルのようなテキストファイルにそのまま出力できないデータも保持することができます。サイズ制限は無く(※64bit環境では2GBのレコードサイズ制限あり)圧縮スピードも最速で、データソースやデータ作成方法といったメタデータも保持できる、Alteryxに最適化されたファイル形式です。Alteryx Serverですと、ダウンロードせずともブラウザ上で.yxdbファイルの内容を確認できるのも便利です。
関連エントリ:Alteryx Serverでyxdbファイルの中身を確認する
.cydb(カルガリーデータベース)
indexing methodologyを使用し、高速にレコードを取得可能なデータファイルです。テーブルの一つ以上の列に対してインデックスを作成し、高速なランダム検索・順序づけられたレコードへの効率的なアクセスが可能です。
おわりに
Alteryx独自のファイル形式についてご紹介しました。アップデートされたアイコンの色合いでなかなかカラフルなエントリになりましたね。関連エントリも合わせてぜひご確認ください。
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